1.家庭・自治体・事業所などで分別して出された古紙を回収
古紙問屋は家庭や事業所などで発生する大量の古紙の受け皿となっています。
回収専門事業者から買い取る場合と、古紙問屋自ら引き取る場合があります。
2.分別基準に基づく古紙の選別
分別基準の規格に基づいて、古紙をさらに選別します。古紙に混入している異物(ビニール・プラスチックなど)や禁忌品を取り除きます。
3.古紙の圧縮・梱包・加工 処理施設としてのレベルアップ
ベーラーと呼ばれる大型古紙梱包機を使って、約1トンの大きさの塊に圧縮・梱包しています。「古紙商品化適格化事業所」の認定を受けています。
4.倉庫に在庫保管して商品管理 需給の調整と品質維持
自社の倉庫に古紙を保管することで、需給調整機能を担うとともに、水濡れ、日 焼けや腐敗の防止に配慮しながら品質を維持します。
5.国内製紙メーカーへ安定供給 古紙で循環型社会をリード
97年の歴史と共に培った取引を通じ、国内製紙工場へ安定供給体制を築いています。
6.アジア諸国へ資源として輸出 古紙の国際マーケットを構築
古紙は製紙原料としてアジア諸国を中心とした海外へ輸出をしています。海外の製紙メーカーでも、有効に再資源化されています。
7.コンプライアンスを重視 徹底した数量管理
トラックスケール直結の「古紙管理システム」のもと、数量の一元管理化を徹底。「古紙再資源化証明書」の発行など、リサイクル活動管理に寄与しています。
8.古紙リサイクルの普及活動の推進
古紙リサイクルアドバイザーを有し、古紙を資源物としてリサイクルする意義と紙の分別について、ブログや講演などを通じ広報宣伝しています。