サスティナブルな循環をつくる 株式会社 大久保

株式会社大久保は
創立100周年を迎えました

三代目社長/現会長
大久保 信隆

関東大震災後、初代信太郎が大久保日暮里店を立ち上げ、製紙原料と製袋材料問屋となる。昭和16年、未嘉と信之の結婚と同時に、金庫の鍵を渡し、二代目信之が大久保商店にした。戦後は、信太郎、信之が力合わせて新聞残紙販売を高め業容拡大を図った。昭和30年代になり、三摂板紙、北越製紙の直納店となり古紙原料に力を入れた。そして、高度経済成長に乗り遅れるなと、昭和42年、組織を個人商店から株式会社大久保とした。
私は戸田営業所の開設をはじめとし、夫々の営業所でモータリーゼーション化の回収と古紙の大型梱包化をすすめた。その間オイルショックや古紙の余剰問題、リーマンショック等、時代の大きな変化が起きたが、古紙輸出事業をはじめ販路拡大をはかり現在に至る。
100年を迎えた今、紙の生産は減る。だからこそ次の10年、20年に向かうためには、これまで培ってきた100年の信用を基に、安全、環境を重視した持続可能な会社となり社会に役立つことだ。実行の差は大である。「至誠一貫」の精神のもと不確実な時代に立ち向かおう。

四代目社長
大久保 薫

(株)大久保はお陰様で百周年を迎えることができました。社業である古紙リサイクルは、これからのSDGs社会の推進において4.11.12.13.15.17の目標の担い手であり、それらの実現に必要不可欠な仕事です。しかし、ここからは電子化により市場は小さくなり、ドライバー不足や様々なコストアップ、脱炭素へ向けた取組み等、時代の大転換期であり、今までの常識が通用しない難しい時代に突入します。だからこそ、出来ないと言わず出来るを探し、目の前の一つ一つを誠実に取り組み、社会へお役立ちできるよう心掛けなければなりません。社是である「精力善用 自他共栄」のとおり、相手のために何ができるかを考える気持ちがあれば、必ず我々は選ばれ、道はひらき繋がっていくと信じ、次の百年に進んでいきたいと思っています。
結びになりますが、改めまして百年を支えて下さった沢山の皆様に感謝致します。これからも変わらずのご支援ご鞭撻を賜り、これからも共に歩んでいただけますようお願い申し上げます。

二代目社長/前会長
大久保 信之(1914〜2010)

私は満州事変、支那事変、太平洋戦争と三度出征して約十ヶ月間戦塵にまみれながらも、武運強く南方最終引き上げ船で復員いたしました。帰還早々大久保商店再建の為、疎開先から上京し商売の古紙卸売業を再開いたしました。その頃戦後のインフレは進行して、集荷すれば値上がりで、面白いように儲かりました。
その後程なくして物価は沈静して平常となり、我が国の経済発展と共に古紙需要も増大し、業界も活況を呈し、お陰様で(株)大久保の業容も拡大いたしました。
顧みて私は、第一に命運に恵まれました。第二に古紙業界の発展に恵まれました。第三に良い伴侶と家族に恵まれました。幸運は総て運命の支配するところと思いますが、私の人生行路も戦災を始め火災事故、交通事故、病気大患いや商売での取引先の破産等も数多くありました。このような凶事を何事も反転して大吉に導いて下さったことは、神佛の御加護もありますが、御先祖様の御遺徳の賜と信じて感謝しております。
終わりに臨みまして御来臨の皆様の益々の御健勝と御多幸を祈念申し上げ、御礼の挨拶といたします。

平成十四年三月「私の履歴書」より

精力善用

心身の持つすべての力を最大限に生かして、社会のために善い方向に用いること。

自他共栄

相手に対し敬い、感謝することで、信頼し合い、助け合う心を育み、自分だけでなく他人と共に栄えある世の中にしようとすること。

わたしたちは、この「精力善用 自他共栄」を心に誓い、「古紙」を中心に、循環型社会の発展に向けた活動に尽くし、お客様、そして一人ひとりの成長と幸せのために、相手を敬い、感謝し、信頼し合い、助け合う心を育み、社会のお役に立ち続ける経営をすることを理念とします。

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