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磁気消去の原理

強い磁力で磁気データを一方向に揃え、データの瞬間消去を行います。

ハードディスクは、内蔵されたディスクに磁気信号を書き込む方式になっています。このディスクに、上書き消去ソフトによるデータ消去を行った場合、どうしても元のデータのごく微量な磁気がディスクに残り、それが何層にも重なっていきます。

通常、データ復元ソフトなどでも復元不可能なまでにデータを消去しようとすると、その何層にも重なって残る元データの磁気が完全に消えてしまうまで、繰り返しデータの上書きを行う必要があり、ハードディスク1台消去するのに数時間もかかってしまいます。

ZEROで使用する磁気消去マシンは、データを上書き消去するのではなく、磁気データを0.1秒間の強力な磁気照射で吹き飛ばす方式です。


図1. 記録された信号の模式図

図1は、ハード・ディスクの記録媒体に記録された信号の模式図です。信号を記録する際には、保磁力より大きい外部磁場をヘッドで発生させ、プラッタ上の微小磁石を1つずつ着磁します。微小磁石はヘッドによる外部磁場の影響により向きを変えデータとして記録されます。この様に、磁化されると磁化の方向は半永久的に保持され、データの記録・保存が可能になります。


図2. 消去の模式図

次に、図2の様に記録時のディスクの保磁力より大きい外部磁場をディスク全面に印加すると、微少磁石はすべて外部磁場の方向に磁化され、記録された信号は無くなります。この様に記録媒体に保磁力より大きい外部磁場を印可すると、記録されていたデータは完全に消滅します。

アメリカ国防省(DoD)規格に準拠

アメリカ国防省における、磁気データ消去に関する仕様及び規定の通達の中では、

1.. データを上書きして消去する場合は最低3回書き込みを行う
2.. ディスク円盤状の磁気面に水平方向へ磁界を与えて消磁を行う
3.. データ消去の確認ができない場合は、ディスクを破砕しなければならない

と定められており、ZEROは、上記アメリカ国防省規格(上記2、3)に準拠したサービスです。

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